――宅地建物取引業登録してトータル住環境造りも
2018年に宅地建物取引業登録をしまして不動産事業の宅建業者の許可を取得しました。トータルにみて住環境丸ごと全部弊社でできればお客様もご依頼し易いだろう思いました。物件を取得して、物件を内部、外部全部リメイク、リノベーションをして、お客様にお渡しするわけです。そうして一社で全部すべてまかなえると、コストもかなり抑えられますし、住みたい家をどういう風に造っていくかというのも、こちら側で全部ご提案ができます。内外装に関しては基本的には自由自在です。外装も塗装に関しても、ありとあらゆる手を尽くして、お客様が「こういう風にしたい」というものを作れるなと思います。
――住空間設計ができる建築士デザイン
私も含め弊社には住空間の環境づくりを専門としている建築士がおります。前職がM良品の特注のキッチン設計していた建築士がおりますので、住空間あるいはデザイン、機能性っていうとこでは、とてもたけているのかなと思います。それと不動産の業者登録をすることで、購入再販というのができますので、お客様へ提供できるものがすごく多くなるかなというふうに感じでおります。
――「内閣府、埼玉県庁、さいたま市、春日部市」入札業者に
2019年には自治体・役所工事の方も少しずつやっていこうということで、現在は「内閣府、埼玉県庁、さいたま市、春日部市、6省」の入札業者の登録をしております。翌年の2020年にさらに増資しまして、特定建設業の許可を取得しまして、建設業許可も全16種をすべて取得しております。建築に関しては、ほぼすべてカバーできるかなと思います。特定建設業を取りますと5000万円以上のお仕事で「元請け」になれるという資格がもらえます。
――特定建設業許可取得の元請けとは
特定建設業許可では、上限は無く、大きな物件の仕事ができます。今現在も数億円の工事をやっておりますけども、そういう工事が少しずつ増えてくるようになっています。まず特定建設業取るのに資本金の規定がありまして、その中で利益に対しての損失の割合、流動比率など、全部クリアしないと特定建設業の許可をもらえないのです。大きい資本がある会社は結構あるんですけど、中身があまりよろしくないと取れないことが多いので結構難しいです。許可取得後は元請でマンション一棟受注ができますから今は何棟も大規模改修をやっています。それと特別養護老人ホームといった大型施設も手掛けており、この物件に関しましては、建築、電気、設備、すべて含んで弊社で受注してます。
――建設業許可全16種取得の総合建設会社へ
「仮設工事、リニューアル工事、塗装工事、防水工事」各事業が少しずつ軌道に乗ってきましたので、他の建設業の許可申請をプラス7業種増やしました。そうすると建築工事に関係する施工は全部できますので、7業種取得して建設業許可全16種を取得し総合的な施工が可能となりました。
――戸建て塗装も大規模修繕も「元請けとして責任施工」
引き続き自社の外壁塗装・屋根塗装の戸建て塗り替え受注はかなりの量を占めてはいます。時代の流れじゃないですけど塗装業者が下請けになってしまうと「金額が低過ぎて、正確に出来ない」ことがすごく増えてきています。一般住宅、マンションの大規模改修、施設関係も、下請けへの発注金額が極端に低くなる傾向があります。やはり今こそ元請けになって、自分たちのステージでやっていかないと、自分たちのポテンシャルが発揮出来ないと思います。第一にお客様の為に良いものを作るという本質からはずれてしまいますから。特定建設業を取って、自分たちが元請けで責任をもって提供することが一番だと思います。